2007年の衝撃の解散から3年。活動休止を経て制作された本作は、これまで以上に Def Tech のエネルギーで満ちあふれている。"The Come Back" では、復帰を挑発的なリリックで歌い上げたかと思えば、"Dream" では報われない現状だろうと、夢に向かって生きる大切さをまっすぐに説いている。そして、ライブの際に観客と一体となって歌われる "おんがく♬ Music” では、一度現場を離れたことで再確認した、音楽への熱い想いが顔を出す。歌詞も音作りも新たなアプローチが試みられ、彼らのさらなる可能性を感じさせる本作は、まさに Def Tech 第2章の幕開けと呼ぶにふさわしい。