女子高生シンガーとしてデビューした井上苑子が、高校を卒業する2016年3月にリリースしたファーストアルバム。プロデューサーに SUPER BEAVER の柳沢亮太、Jazzin'park の久保田真悟らを起用し、みずみずしくエモーショナルなポップサウンドを展開。学校生活で育まれた恋を歌う "だいすき。"、卒業間近の切ない心境をつづる "「君に出会えてよかった」" を含む、10代ならではの感性を映した歌が女子中高生を中心に絶大な共感を得た。ピアノを軸にしたアコースティックサウンドの "雪" や、生音と打ち込みが溶け合った浮遊感あふれる "Walk Through Again" など、音数を絞った曲ではニュアンス豊かな歌声がひときわ映える。