並む踊り

並む踊り

研ぎ澄まされた言語感覚や独自のメロディセンス、突出したギターの演奏スキルによって唯一無二の世界を描き出す高校生シンガーソングライターのセカンドアルバム。その軸となるのは、吉田兼好の随筆「徒然草 第15段」の旅情を再解釈した"柔らかな心地"に象徴されるプログレッシブな弾き語りと、前作で初挑戦したDTMを発展させた"Video of Travel"が物語る現代性。さらに本作では彼がリスペクトする3人のシンガーソングライターとのコラボレーションを行っている。現代のアシッドフォークを提示する君島大空と共鳴しあう"潜水"、16歳のシンガーソングライター、諭吉佳作/menと新世代の感性を躍動させる"むげん・"、長谷川白紙と共にジャズとビートミュージックを横断する"感丘"。3曲の共作曲で誘発された化学反応を糧に、圧倒的なスピードで進化を続ける崎山蒼志の底知れぬ才能が作品からほとばしっている。

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