元KIRINJIのボーカル／ギターにして、現在はソロで活動するシンガーソングライター。D.A.N.やtofubeats、WONKらとコラボレーションを行った2017年の『GOOD VIBRATIONS』から、2年半ぶりとなる続編EP。STUTSが繊細なタッチで紡ぐ極上のビートとファルセットボイスが溶け合った「Sunday in the park」をはじめ、TENDREが深いリバーブを効かせたギターの浮遊感を活かした「強く優しく」に、エレクトリックなシーケンスがディープな世界に誘うmachìnaとのデュエット曲「蟻と惑星 (プラネット)」。ダブバンド、LITTLE TEMPOがKIRINJI時代の名曲に甘やかなラバーズロックのアレンジを施した「スウィートソウル (Lovers Version)」、スカートとポップスの粋を極めた「サンシャインガール」まで、珠玉の5曲を5組のアーティストたちと磨き上げ、多角的なアプローチで具現化することで、その普遍的な魅力を見事に引き出している。