scent of memory

scent of memory

SEKAI NO OWARIの歌と音楽が、驚くほどリスナーのそばで聴こえてくる作品だ。End of the World名義での初アルバム『Chameleon』や、デビュー10周年ベストアルバム『SEKAI NO OWARI 2010-2019』がどちらも後ろ倒しでリリースされた経緯もあってか、レーベル移籍後初のアルバムとなる本作には、粒ぞろいの楽曲が収録されている。Fukase(Vo)のささくれだった感情ごと表現の渦に飛び込むラップソング「Like a scent」。Saori(Piano)が作詞作曲/リードボーカルを手掛け、かつての「眠り姫」へのアンサーとも取れる物語が伝う「陽炎」。Nakajin(G)が作曲し自らボーカルも務める「正夢」は、フォーキーなドリームポップに強い願いが込められたナンバーだ。そして、家族の深い理解とすれ違いの間で揺れる繊細な美曲「family」には、驚きのゲストボーカルとしてFukaseの妹2人が迎えられた。4人組バンドとしての枠組みにとらわれることなく、自由奔放なクリエイティビティを発揮して音楽を生み出してきたSEKAI NO OWARIが、本作では“歌”にフォーカスすることで、新鮮でしなやかな響きを獲得している。

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