GOiNG TO DESTRUCTiON

GOiNG TO DESTRUCTiON

荒々しく変化する日々にささくれ立つ心や、混乱の中で進む道を失い揺れ動く思いに繊細に寄り添いながら、一貫してブレないBiSHという存在を確実に示した4作目のアルバム。2020年は、収益全額をライブハウスに寄付する初のベストアルバムと、コロナ禍でライブ活動ができない中、音楽の持つ力を信じ、ファンやリスナーに向けてあふれ出る思いをそのままパッケージした3.5作目となるアルバム『LETTERS』をリリースした。そして今作では、混沌とした情報の渦にとらわれる一方で、パーソナルな時間を過ごすことを余儀なくされたからこそ見えてくる、壊すべきものと守るべきものを描き出す。「I have no idea.」では、臆病さや負の感情にも目を背けず、”いいたいことがない”とポップに歌い、「MY WAY」ではBiSHの型にはまらないパンクな姿勢をいま一度強く突きつける。そしてそのBiSH節はサウンドや歌唱にも色濃く表れている。オールドスクールなパンクロックから、ゲーム音楽を思わせる壮大なロック、エスニックでフォークなミクスチャーや、攻撃的なブレイクビーツまで、その都度ラップや語り調など歌の表情を多彩に変化させながらサウンドスケープを広げていく。とどまることなく前進する、ポップでパンクなBiSHそのものを映し出したアルバムになった。

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