FICTION

FICTION

自由な想像力と創造力によって、シネマティックなシンフォニーを奏でるサードアルバム。バンドの中心人物である高木祥太(B/Vo)が持つイメージを初期段階からメンバー全員で共有し、アレンジを綿密に練り上げることにより、10曲それぞれが異なる味わいを持ちながら、一つの壮大な物語を紡ぐようなコンセプチュアルな作品となった。ピアノ曲「猫踏んじゃった」のフレーズを変奏させていく「CATWALK」、日本語とリズムの関係に新発見をもたらす「苦楽ララ」、わらべ歌をモダンなファンクとしてよみがえらせた「あんたがたどこさ」など、古今東西の音楽を織り交ぜた独創的な楽曲が刺激的な光景を描き、ロマンに満ちた空想の旅へといざなう。レコーディングではクリックを使わず、身体感覚を駆使して複雑かつ変則的なリズムを築いたという彼らのプレイヤビリティの高さも存分に発揮されている。バンド音楽はまだまだ自由になれると感じさせてくれる壮大な作品だ。

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ