Cocoon for the Golden Future

Cocoon for the Golden Future

自ら構築したサウンドスタイルを解体しながら進化を遂げていくバンド、Fear, and Loathing in Las Vegas。前作から3年ぶり、7作目となるアルバムで彼らは、さらに大胆に独自の音楽性を開拓している。アクセル全開で踏み出して四つ打ちのビートで一気に突っ走る「Get Back the Hope」、トランシーなシンセサイザーが高揚感をあおる「Shape of Trust」、歌詞に韓国語を織り交ぜ、サウンドにもK-Pop的な要素が感じられる「Ain't That So Awesome」。「Interlude」ではゲームミュージック的な音やジャジーなアレンジも飛び出す。ラウドロックとEDMが軸となっているが、既存ジャンルの枠組みに一切とらわれることなく、興味を引かれる音を貪欲に飲み込んでラスベガス流ミクスチャーサウンドに昇華している。変化を恐れず、自分の感覚を信じ、心の赴くままに突き進めば“the Golden Future(黄金の未来)”は訪れる。リミッターを振り切りテンションを上げていくサウンドが、そう語っているようだ。

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ