Char

Char

ジミ・ヘンドリックスに憧れて、中学時代にはすでにスタジオ・ミュージシャンとしての活動を始めていたという逸話を持つ、言わずと知れた日本を代表するギター・ヒーロー、CHARが自らの名を冠して1976年にリリースしたデビュー・アルバム。理想のサウンドを求めてアメリカに渡り探してきたという3人のメンバーとともに制作されたこのアルバムのリリース当時、彼はまだ21歳。ファンキーなサウンドが冴える "SMOKY" やブルージーな "NAVY BLUE" など、とても21歳のアーティストのデビュー・アルバムとは思えない、まるで歴戦のベテランのような風格を漂わせるそのサウンドからは、早熟で、すでに1つの完成形に到達していた彼の高いアーティスト性が骨太なサウンドに乗ってビシビシと伝わってくる。また、これぞロック・ギターとしか形容しようがない見事なギター・プレイばかりに耳を奪われがちだが、味のあるボーカルとプロダクション/アレンジのクオリティの高さも大きな魅力の1つで、アルバムとしての完成度も高い。

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