スカロックバンド Scafull King の活動休止後、TGMX、KENZI MASUBUCHI、福田"TDC"忠章によって2001年に結成された FRONTIER BACKYARD 。いくつかのコンピレーションアルバムに参加し、2004年にファーストアルバム「FRONTIER BACKYARD」を発表した。Scafull King 時代とは違う、ロックをベースにハウスやブレイクビーツなどをミックスさせたサウンドを聴かせる彼ら。本作は、サードアルバム 「Rock The Boomy Style」 から9ヶ月後の、2009年に発表された初のミニアルバム。宇宙を飛んでいくようなスピード感を持ったスペイシーなポップチューン "PEEPS CLUB" 。ブリブリのシンセベースが小気味いい、タイトで高速なソウルナンバー "TWO" 。パーカッシヴで爽快なメロディが冴えまくる "hope" 。不穏なメロディのニューウェイヴ・テイストなディスコチューン "chain smoker" 。エレクトロニックなスコットランド民謡といった雰囲気の "Mirage" 。突き抜けるメロディとビートが気持ちいい "missing piece" 。エレクトロメロウなミッドチューン "A LITTLE MORE SMILE" と、カラフルで痛快なサウンドを楽しませてくれる作品だ。