Enter the Vaselines

Enter the Vaselines

音楽ファンの間では、" Nirvana の Kurt Cobain が大ファンでカバーしたバンド" として知られている the Vaselines 。彼らは、 Eugene Kelly と Frances McKee が中心となり、1986年に結成されたイギリス、グラスゴー出身のギターポップバンドだ。当時のイギリスのアンダーグラウンド・シーンでは、演奏は決して上手くないがメロディの際立つインディポップバンドが次々と出現。彼らも、 C86 、アノラックと呼ばれていたそのシーンにいたバンド。2枚のシングルと1枚のアルバムを残し1989年に解散した彼らだったが、なんと2008年に突如再結成。2009年のサマーソニックで初来日を果たした。本作は、そんな彼らのほぼ全ての音源を収録したアルバム。淡々としたドラムの上で、フィードバックギターとポップなメロディが響く "Son of a Gun" 。怪俳優 Divine の楽曲をエレポップにカバーした "You Think You're Man" 。疾走感たっぷりのガレージロック "Dying for It" 。キュートなメロディのポップチューン "Molly's Lips" 。サーフロック的な勢いがありながらもどこかユーモラスな "Teenage Superstars" など、彼らの名曲が目白押し。キュートな Frances の歌とアジのある Eugene の歌、ジャングリーなギターポップ・サウンドを存分に楽しもう。

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