フォークロック的な曲調で、発売から2年後にドラマ主題歌となって大ヒットした名曲「空も飛べるはず」、この時期のバンドの勢いを反映した「青い車」を収めた通算5作目。シングルになったこの2曲はギタリストの土方隆行がプロデュースを担当し、ギターサウンドを繊細に突き詰める成果を上げた。残る8曲のプロデューサーは前作『Crispy!』と同じく笹路正徳だが、アレンジを主導したのはメンバーたちで、かなりナチュラルな音に仕上がっている。アルバムとして初めてセールスチャートの上位にランクインし、リカットしたシングル「スパイダー」もヒット。この曲と「不死身のビーナス」は当時からライブで盛り上がるナンバーだった。「ヘチマの花」をデュエットしているのはTRANSISTOR GLAMOURの寺本りえ子。デビュー4年目、スピッツは音楽シーンの最注目バンドとして遂に脚光を浴びたのだった。
その他のバージョン
- 11曲
- 2023年
- 2019年
- 2023年
- 1995年
- 2016年
- Various Artists
- コブクロ
- 大橋トリオ
- 斉藤和義
- FLIPPER'S GUITAR
- 槇原敬之