TO THE LOVELESS

TO THE LOVELESS

BOOM BOOM SATELLITES の通算7枚目のオリジナル・アルバム。プログラマーに加えてギター/ボーカルを担当するメンバーを擁するというダンス系のユニットとしては珍しい編成で、エレクトロニック・ミュージックにロックのダイナミズムを大胆に融合させた彼らだが、前作から約2年半のインターバルがあり、その間にベスト盤を挟んだこともあってか、新たなフェーズへ突入した印象を与える作品だ。サウンドの特徴は、ヘビーで骨太でありながら同時にクールさを漂わせる壮大なサウンドスケープ。緻密に作られていながらロックならではのダイナミズムやカタルシスも併せ持ち、ダンス・ミュージックとしての機能性も損なわず決して散漫な印象を与えないタイトな作品に仕上げられている。

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