Weekend Warrior

Weekend Warrior

東京エレクトロシーンを代表するアーティストとして、海外ツアーを行うほどの大成功をおさめたデビューアルバム『THIS IS MY SHIT』。そこから1年半のインターバルを置いて発表された2ndアルバムである本作『Weekend Warrior』は、紅一点のメンバーであったMAYUの脱退、そして世界的なエレクトロブーム終焉という逆境の中でのリリースとなった。しかし彼らが放ったネクストステップは、JunとAliという2人組ユニットとなってから発表した『VOICE - EP』と『SPOILED BOY - EP』といった作品の延長線上の、あくまでエレクトロ路線を踏襲したアルバムだった。アーリー・アダプター・リスナーたちがエレクトロを完全に忘れ去った中、リスナーとしても先端を行っていた彼らはあえてエレクトロど真ん中を貫きつつも、同じ東京のインディオリジネイターであるAvalonをフォローするかのようなインディ路線を取り入れることで世界的シーンとのシンクロを図っている。インディを要素としながらも、ボーカルトラックを取り入れないストイックさは、彼らのエレクトロに対する愛情を感じさせるようだ。

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