Question

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1994年の結成以来、アンダーグラウンド・シーンで異彩を放ち続ける KIRIHITO 。竹久圏(G、Vo、Key、vo、etc)と、早川俊介(Dr、Vo、etc)の強力タッグが繰り出すサウンドは、パンク的な破壊力とグルーヴ感、そしてポップさも込められたオルタナティブ・ミュージック。ギターを弾きまくり、踏みつけたキーボードを鳴らし、スタンディングドラムの乱れ打ちという圧倒的なライヴパフォーマンスはとにかく衝撃。そんな彼らの9年ぶり4作目のアルバムは、以前とはまた違った世界観を聴かせる作だ。淡々と疾走していくビートの上で、ゆがんだメロディを奏でるギターとロボ声が、謎の高揚感を与える "Sai-bo" 。シャッフルビートとふにゃふにゃのメロディ溶け込み、ダンサブルに響く "Flashman" 。浮遊感のあるボーカルと、ファンキーなギターフレーズがループするグルーヴィな "What? 。 AC/DC の Bon Scott が盆踊りで音頭を歌ってるかのような "On-do"。ソリッドなビートにファニーなギターフレーズが乗り、徐々に勢いづくクールな "No Fun No Funk !! 。P-Funk を彷彿させなら、黒さよりもかわいさを感じてしまう "君にメロメロ" など、ファンク、ニューウェイヴ的な小気味いいグルーヴに、グイグイと惹きつけられてしまうマッドな1枚。

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