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Telepathy - EP

Ohnuma

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カスタマーレビュー

ゆったりと聴いて欲しい音楽

まずは一曲目、Tokyo No Byakuya。私が思うに、Ohnumaさんの作品の特徴のようなものが端的に現れている曲だと思う。
幻想的と一言で片付けてしまうのは簡単だが、とりとめもなくファンタスティックな音を並べても、それは「幻想的」だ。だが、そういった薄っぺらな幻想と、彼の曲は少し違う。
まずいえるのは、必ずしもキャッチーではない、ということだ。だが、それは稚拙故に破綻した結果ではない。また、商業的な理由で人が敬遠するような表現でも、かまわずやってしまうところもそうだ。例えばこのアルバムの曲は、どれも「これでもか」と言わんばかりに長い。
短く、分かりやすく、売れるフレーズを満載したタイプの音楽とは、対極的である。
また、曲全体を通して何かを表したいのではないかと、想像せずにはいられない何かがある。それは情景であったり、気持ちであったり、他の色々なものであったりするのだと思う。あくまで勝手な想像だが、私が思うに、この曲は情景と同時に時間を表現している、つまり「場所」の曲なのではないか。そんな気がした。
別に東京でなくとも良いのかもしれない。人の集まる場所、街。その情景と時間を、例えば街の建物の一部にでもなったつもりで、じっと見詰めてみたら、どんな気分だろう。静かにゆったりと、それでいて確かに変化と流れを持っている。
目を閉じて、ゆったりと腰掛けて、天井を仰ぐ姿勢で、じっくりと聴いてみて欲しい。脳裏に去来する情景があるのではないだろうか。このアルバムは、そんな風に楽しんでもらいたい作品だ。

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Telepathy - EP, Ohnuma
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