ザ・スミス

- There Is a Light That Never Goes Out
- The Queen Is Dead · 1986年
- This Charming Man
- The Smiths · 1983年
- How Soon Is Now? (12" Version)
- Hatful of Hollow · 1985年
- Heaven Knows I'm Miserable Now
- The Sound of The Smiths · 1984年
- Bigmouth Strikes Again
- The Queen Is Dead · 1986年
- Please Please Please Let Me Get What I Want
- Louder Than Bombs · 1984年
- The Queen Is Dead
- The Queen Is Dead · 1986年
- The Boy with the Thorn In His Side
- The Queen Is Dead · 1986年
- William, It Was Really Nothing
- Hatful of Hollow · 1984年
- The Headmaster Ritual
- Meat Is Murder · 1985年
- Still Ill
- The Smiths · 1984年
- Hand In Glove (Single A-Side Mix)
- Hatful of Hollow · 1984年
- Hand In Glove
- The Smiths · 1983年

The Queen Is Dead

ザ・スミスの最高傑作との呼び声も高い1986年のサードアルバム。モリッシーの歌詞とジョニー・マーのソングライティングがそれぞれにピークを迎えていた時期に充実したコラボレーションが行われた作品で、『Meat Is Murder』よりも肩の力が少し抜けているように聴こえるのは、2人の作業があうんの呼吸で進んだからだろう。歌とギターがスリリングなカウンターを成す「Bigmouth Strikes Again」や、モリッシーの移り気なファルセットをマーのアルペジオが柔らかく包み込む「The Boy With the Thorn In His Side」など、エバーグリーンな名曲が目白押し。「君の隣で死ねたなら、これ以上幸せなことはない」と歌う「There Is a Light That Never Goes Out」は、ザ・スミス時代の詩人モリッシーの極点ともいえる。社会になじめず、頭でっかちな自意識と疎外感を抱えて苦悩する思春期に寄り添うこのアルバムは、今もなお救いの聖典であり続けている。このアルバムはApple Digital Masterに対応しています。アーティストやレコーディングエンジニアの思いを忠実に再現した、臨場感あふれる繊細なサウンドをお楽しみください。
Meat Is Murder

「食肉は殺人」、そんなセンセーショナルなタイトルを冠したこのセカンドアルバムは、ザ・スミスのポリティカルなメッセージ性が最も際立ったハードな作品である。モリッシーとジョニー・マーによる初のセルフプロデュース作で、後に数多くのUKロックの名盤のプロデュースを手掛けることになる名匠Stephen Streetがエンジニアとして初参加している。モリッシー自身が経験した、教師からの虐待を告白する「The Headmaster Ritual」や、生々しい牛の鳴き声をインサートして肉食の罪を暴く「Meat Is Murder」など、曲の重苦しいテーマに合わせ、マーのギターのアグレッシブで張り詰めたテンションをさらに追い込んでいくドラミングが際立つナンバーが多い。本作ではベースのAndy Rourke、ドラマーのMike Joyceのリズム隊の成長も目覚ましく、ファンク調のベースや、即興性の高いグルーヴが新たに生まれている。バンド初の全英1位を獲得。このアルバムはApple Digital Masterに対応しています。アーティストやレコーディングエンジニアの思いを忠実に再現した、臨場感あふれる繊細なサウンドをお楽しみください。
Hatful of Hollow

1984年