ROYAL STRAIGHT FLUSH

ROYAL STRAIGHT FLUSH

昭和という時代をダイナミックに駆け抜けたジュリーこと沢田研二の粋が詰まったベストアルバム。GS(グループサウンズ)屈指の人気バンド、ザ・タイガースのボーカルだった彼は、その解散後にソロとしてのキャリアをスタートさせ、2作目のシングル「許されない愛」(1972年)が大ヒット。男女の刺激的な関係を歌うラブソングを中心に、安井かずみ作詞の「危険なふたり」(1973年)、自身主演のドラマ主題歌「時の過ぎゆくままに」(1975年)など、インパクトの強い曲を次々に発表した。その頂点は、スーツ姿で帽子を放り投げるアクションが話題を呼んだ「勝手にしやがれ」(1977年)で、この曲は同年の音楽賞を総なめにした。さらに「サムライ」「ダーリング」など、阿久悠の作詞による強烈な世界観の楽曲は派手な衣装と共にヒットチャートをにぎわせた。こうしたドラマチックな楽曲を歌いこなす歌唱力の高さにも注目してほしい。リリース当時の1979年初頭のシングル「カサブランカ・ダンディ」まで、昭和歌謡史上に残る歌手の華麗なる足跡が刻まれている。

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