THE DANCING SUN

THE DANCING SUN

前作「U-Miz」での高揚と自由奔放な世界を押し広げたことで、アーティストとしての留まることなき創造力が爆発した90年代型ユーミンを象徴する大傑作。荒井由実風の歌唱とそれに呼応する、盟友、鈴木茂のギタートーンで新旧ファンの心をわしづかみにする"Hello, my friend"や、後に音楽教科書にも採用された"春よ、来い"のような名曲中の名曲が収録されていることもあり正統感がありつつも、横尾忠則の手による極彩色なジャケットが導き出す通り、内容は実はかなりサイケデリックな仕上がり。アラビックな旋律と唱法を引用したエキゾチックな名品"砂の惑星"、ECM風のピアノアルペジオが大きな世界を演出する"Good-bye friend"、カントリーブルースチューン"Lonesome Cowboy"、モダンなサウンドメイクでロミオとジュリエットを描き出した"Oh Juliet"と多彩なサウンドコンセプトで聴く者を翻弄し、魅了する。

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