2017年リリースの通算7作目。前々作「Living Things」以上にエレクトロニクス色が強く、LINKIN PARK 史上最もヘヴィロック色が希薄なアルバムだ。ポストEDM時代のシンセポップと足並みをそろえるかのように穏やかなサウンドが目立ち、外部ソングライターが関わった楽曲も幾つか含まれている。"Heavy (feat. Kiiara)" や "Good Goodbye (feat. Pusha T & Stormzy)" といったコラボレーションは、ポップソングのようにも聴こえるが、歌詞とメロディの切実さにおいて紛れもなく LINKIN PARK であるという、反語的にアイデンティティーを浮き彫りにしてみせた。しかし残念ながら、本作を最後に、チェスター・ベニントンは、この2か月後に自ら命を絶った。
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