In the Zone

In the Zone

子役出身のアイドルとしてのイメージを拭い去ることから始まったブリトニー・スピアーズの2000年代だったが、2003年リリースの本作によって、そのイメージチェンジは見事に達成された。ザ・マトリックスやR.ケリー、GUY SIGSWORTHら、そうそうたる面々がプロデューサーとして参加。ファンクギターを大胆に配したMADONNAとのコラボ曲"Me Against the Music"をはじめ、ブリトニーはヒップホップやR&Bから、ハウス、テクノといったエレクトロミュージックまで、新たなサウンドに果敢にチャレンジしている。一方で、"Everytime"のようなバラードでは、シンガーとしての成長が感じられる。"Toxic"のミュージックビデオを筆頭に、挑発的なビジュアルも大人になった彼女を強く印象づけた。

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