1990年代末の NY のシーンで異彩を放っていた Company Flow のプロデューサー/ラッパー、EL-P が主宰する Definitive Jux からデビューして一躍注目を集めた奇才 RJD2 が、2010年にリリースした4枚目のアルバム。ヒップホップをベースにしていながら、狭義の意味でのヒップホップという枠には全く収まりきらない変幻自在でジャンルレスなサウンドはシーンの中でも異彩を放っていて、だからこそ、ヒップホップ・シーンだけでなく、エレクトロニカやオルタナティブ・ロックなどのシーンからもボーダーレスに支持を集めている。そんな RJD2 ならではのサウンドは本作でも遺憾なく発揮されており、アブストラクトで、実験的で、中毒性すら感じさせる刺激的な RJD2 ワールドを展開している。全くゲスト・アーティストを起用していなかった前作とは対照的に、このアルバムでは Little Brother の Phonte や Neptunes 主宰の Star Trek に所属するKenna、Aaron Livingston などをフィーチャーしてバラエティに富んだサウンドを聴かせていることも特徴だ。
ミュージックビデオ
- 2002年
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- 2020年
- 2018年
- 2013年
- Diverse, モス・デフ & Prefuse 73
- Illogic
- Zeph & Azeem
- Strong Arm Steady
- Deltron 3030 & デル・ザ・ファンキー・ホモサピエンス
- CUT CHEMIST
- DJ Signify