たった一枚のアルバムを残して解散したセックス・ピストルズとは対照的に、彼らと並ぶロンドンパンクのアイコン、ザ・クラッシュは、1980年代に入っても活動を続けた数少ないオリジナルパンクバンドだ。1982年リリースの5作目となる本作は、ダブやニューウェーブを取り入れて多様化した「London Calling」以降の流れをくむ作品であり、前作「Sandinista!」での大胆な飛躍の延長線上に位置する。その中でも初期サウンドに近い "Should I Stay or Should I Go" は大ヒットを記録し、今もパンクの名曲として愛されている。レコーディング時にはバンド内でトラブルが続き、オリジナルメンバーの4人がそろって制作した最後のアルバムとなった。
ミュージックビデオ
ザ・クラッシュのその他の作品
- 1979年
- 1978年
- 1980年
- 2014年
他のおすすめ
- Iggy & The Stooges
- Black Flag
- FEAR
- ラモーンズ