リック・ルービンに代わって、デンジャー・マウスがプロデューサーとして参加したアルバム。彼が持ち込んだアイデアを取り入れながら、新たなマテリアルをスタジオで血肉化している。ポジティブな姿勢と風通しの良さが、グルーヴの軽快さとアンソニーの歌を際立たせていることも大きい。シングルヒットした "Dark Necessities" は、レッチリの矜持(きょうじ)を保ちつつアルバムの方向性を象徴する一曲。心の闇にある劣情や葛藤こそが創作の糧となると言いたいのだろう。エルトン・ジョンがリリカルなピアノで客演している "Sick Love" の流れるようなメロディも魅力的だが、プリンスの "Controversy" をヒントにしたというファンクナンバー "Go Robot" はキャッチーかつ弾力に満ちた演奏でクオリティが高い。
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