"California Dreamin'" や "Desperado" などポップス、ロックの名曲を、名プロデューサーのデヴィッド・フォスターとのコラボレーションで大胆にアレンジしたカバー作品。ポール・マッカートニーの未発表曲 "If I Take You Home Tonight" や、マイケル・ブーブレが共演する "Alone Again (Naturally)" などではオリジナルとは違う側面も見せ楽しませる。ハスキーな声をスローテンポのピアノに乗せて、シンプルに歌い込むスタイルで、どの曲もリラックスしたムードを醸し出す。フォスターのストリングスのアレンジも控えめで心地良く、ノスタルジックな雰囲気に浸るヴォーカルジャズとして、高い完成度が印象的な一作。