9 Songs, 42 Minutes

TITLE TIME

Ratings and Reviews

4.8 out of 5

21 Ratings

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活動停止前の最高傑作

nobuoo

ムーンライダーズ中期(という言い方が正しいかどうかはわからないけど)の最高傑作です。
積極的にテクノロジーを受け入れ、当時最新鋭のシンクラヴィアを使って実験的なアプローチをしているので、音楽だけでなく音を楽しみたいという方にもオススメです。2の9月の海はクラゲの海はサエキケンゾウさんの詩が心に染み入り、4のだるい人は蛭子能収さんの奥深いだるさでやる気をなくし、7のボクハナクでは鈴木博文さんの「ふーちゃんワールド」で涙をして、圧巻の9「何だ?この、ユーウツは!!」で盛り上がります。

アルバムを通して聞くということが好きになる一枚と言えると思います。

確かに最高傑作

Eurekalily

名曲インストから変な気持ちにさせといて、クラゲ。君の事何も知らないのに君の事全部感じてる〜とか、当時シビれました。
超C調のメチャクチャぶり、そのあとのダルい人の力のヌケ、マニアの受難(当時マニアって言葉あったんだと)、で
30過ぎを信じるな、と。ティーンだったオレは信じましたよ。
ボクハナク。名曲です。メインの歌の裏で多くの人がもう一つの歌を合唱してる。数年ぶりに拝聴し、涙。
Frozen girlsで一息ついたら、最後の何だ?このユーウツは!!友達ピーター、ケイト&ゲーブルってだれ?
K一さんと博文さんの楽曲の合体だった覚えがあります。二人の狂気で〆。月光騎士団の最高傑作。

あなたが選ぶのではない、あなたが選ばれるのだ(再)

hirofmix

 このアルバムには佳曲しかない。というか、彼等は佳曲しか作れない。一度聴けば忘れられないメロディライン、特にそのアレンジには注意してほしい。必要な音しかそこでは鳴っていない。
 30代を超えたメンバーによる「30代以上を信じるな」というメッセージの逆説にこそ、彼等の“メッセージ”がある。誰の人生であっても同じように、彼等の言葉も音もまた一筋縄ではいかない。思いをストレートに届けるため、彼等は難易度の高い変化球並のテクニックをもって、このアルバムを完成させた。

 今日聴いて明日に捨てられる曲は、ここにはない。ポップスなのに奥行が深い。そのために今も昔も大ブレイクするには至らなかったが、21世紀を超えて生き長らえて来られたのは彼等の才能故であり、日本のリスナーの良心の証でもある。そして数少ないが、幾人ものリスナーを、信者を、彼等は生み続けて来た…このアルバムに収録された「マニアの受難」「ボクハナク」というタイトルに一瞬胸を撃たれたエヴァンゲリオン・ファンもいるのではないか。そう、鶴巻氏も彼等の熱烈なファンの一人である。
 是非ともその耳で彼等のアルバムを確認してほしい。彼等の音があなたを捉えた時、あなたは「選ばれし者の恍惚と不安、ともに我に有り」という心境に達するだろう。そう、あなたの眼前にこのアルバムが現れた時に、勝負はすでに決まっていたのだ……聴くしかない。チャンスの女神はそう何度も微笑みはしないのだから。

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