2014年リリース、5枚目のフルアルバム。邦楽のカバーアルバム「MELODY」を経て、メロディの力強さにさらなる磨きをかけた仕上がりとなった。"DREAM"や"ナツノオワリ"で見られる、細かい節回しと、ダイナミックにメロディに乗っていく部分の組み合わせが彼らしく、オリジナリティのある歌謡ポップスを聴かせている。ヴォイスエフェクトを巧みに使った"Crazy Love"は新境地ともいえる出来。自らアレンジも手掛けた壮大なバラード"WOMAN DON'T CRY"や、弾き語りからゴスペルっぽく熱を帯びる"シンガーソングライターの唄"などからは、改めて歌に対する清水の揺るぎない自信をうかがい知ることができる。