1994年、ピアニストとしての自身を高めるためにフィリップ・グラスが始めたこと。それは、自らの演奏技術を磨くための練習曲を作ることだった。それからおよそ20年、メロディが複雑に絡み合う多彩なエチュード20曲からなるアルバムが完成。ひとりの作曲家の成長、そして楽器との深いつながりを、心を打つストーリーのように語りかけてくるコレクションとなっている。古典的な練習曲から圧倒的な超絶技巧曲までを、ピアノの名手、滑川真希が演奏。弾けるような力強さ、完全無欠のテクニック、情感あふれるメロディでエチュードに色を添える。"Etude No. 11" から "Etude No. 20" までは、初のレコーディングとなる。巨匠のファンにとって、必聴の1枚となるだろう。
ディスク1
ディスク2
- フィリップ・グラス・アンサンブル, フィリップ・グラス, マイケル・リースマン & ロバート・ウィルソン
- フィリップ・グラス & マイケル・リースマン
- Jillon Stoppels Dupree, Northwest Chamber Orchestra Seattle & Paul Barnes