持田香織 (Vo) と伊藤一朗の (G) の2人ユニットとなって初となるアルバム（通算4枚目）。それまでのシンセサイザー主体のサウンドから路線を変え、躍動感あふれるバンドサウンドを展開。ハードなギタープレイが際立つ "Good for nothing"、歪んだギターの音色で幕を上げる "sweetaholic girl" など、ロック色を強めた曲が並ぶ。持田香織の歌声も力強さを増し、はつらつとした明るさを感じさせる。一方で、人気テレビ番組の主題歌に起用されて大ヒットした "fragile" など、切ないラブソングではやさしく繊細な歌声を披露。全曲の作詞を持田香織が手掛けることにより、アルバム全編を通してリアリティのある女性像が描かれ、女性たちの共感をさそった。