アイズレー・ブラザーズの音楽は90年代に見事復活を成し遂げた。この動きは主に彼らのメロウサイドに焦点を当てたヒップホップ/R&B界でリードされたものだが、同時期にレアグルーヴやアシッドジャズを経過したクラブシーンでも彼らのサウンドの再評価が行われた。目玉はジャンルレスなグルーヴィートラックにあり、中でも"フォーキー"な感覚は欠かせないものだった。彼らを再発見したリスナーは、ミクスチャー感覚のソウルとしてそのサウンドを享受し、全編カバーで構成された1971年の本作は垂涎の的となる。ロック系アーティストの楽曲を好んで取り上げており、ハイライトはスティーヴン・スティルスの "Love the One You're With"。オリジナルを凌駕するファンキーなアレンジが最高だ。
その他のバージョン
- 11曲
- 1973年
- 1977年
- 2017年
- 1983年