1975年にリリースされたパティ・スミスのファーストアルバム。ニューヨークのパンクシーンから登場したアーティストとしては初めてのレコードデビューとなった。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのJohn Caleをプロデューサーに迎え、レニー・ケイを中心とするパティ・スミス・グループの面々に加え、テレヴィジョンのトム・ヴァーレインもギタリストとして、ドアーズのジム・モリソンについて歌った"Break It Up"に客演。ヴァン・モリソンのバンド、ゼムのカバー"Gloria"で始まり、荒削りなロックンロールにビート詩人のポエトリーリーディングを融合させた傑作アルバムに仕上がっている。その音楽性は、ニューヨークパンクの中にあってもとりわけ高い文学性と肉体性を宿し、後世のアーティストにも多大な影響を与えることとなった。
その他のバージョン
- 1978年
- 1979年
- 2012年
- 1975年
- 2018年
- 1996年
- ザ・ストゥージス
- Bikini Kill
- Sleater-Kinney
- ジョイ・ディヴィジョン
- Pixies
- 13th Floor Elevators