「DELICIOUS」という名の通り、DREAMS COME TRUE の持つ多様な音楽性を存分に味わえる7作目のオリジナルアルバム。メキシコ音楽風の "TORIDGE & LISBAH"、明るく牧歌的なムードと不穏なムードが入り交じる "琥珀の月"、官能的なファンク "IT'S SO DELICIOUS" など、刺激に満ちたサウンドが次々と飛び出し、その音楽的な器の大きさに驚かされる。"いつもいつでも ~WHEREVER YOU ARE "DELICIOUS" VERSION~" は、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのモーリス・ホワイトをゲストヴォーカルに迎えた英語曲 "WHEREVER YOU ARE" の日本語版。ピアノとストリングスをバックに、素朴な愛の言葉を表現豊かに歌い上げるバラード "す き ~ALBUM VERSION~" は、天才肌のヴォーカリスト、吉田美和の真骨頂といえるだろう。