第壱楽章

第壱楽章

切実な歌声が詰まった、映秀。初のフルアルバム。まだあどけなさの残る顔立ちをした彼の19歳の誕生日にリリースされた今作では、すさまじい激情や、壊れそうなほどに敏感な心理がダイナミックに表現されている。1曲目の「零壱匁」での自分が天才と言われることへの強烈なけん制から始まり、続く「反論」では現代社会に潜む残酷さを告発。さらに「残響」では他者を強く思う心境を生々しく吐露する。心に引っ掛かることや、どうしても違和感を覚えてしまう事実に対して彼は激しく反応し、高らかに宣言する。また、ポエトリーリーディング的な「東京散歩」ではヒップホップを取り込んだ表現をする一方、別れを歌ったバラード「Good-bye Good-night」ではスケールの大きな歌声を聴かせるなど、幅広い可能性をうかがわせる。サウンド面では、TomoLow、本間昭光、高野勲といったクリエイターがプロデュースに加わり、アルバムを強力にバックアップ。痛みや悲しみ、切なさといった感情や、大切な人への思い、社会に生きる人々のリアルな姿、希望の断片をにじませる本作は、破格の才能を持つ彼の輝かしい出発点である。このアルバムはApple Digital Mastersに対応しています。アーティストやレコーディングエンジニアの思いを忠実に再現した、臨場感あふれる繊細なサウンドをお楽しみください。

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