数々のバイラルヒットを生み出した、“研究者×音楽家”を名乗る現役大学生アーティストが、SFや未来をテーマに、多彩な楽曲を紡いだEP。ラップを交え、フューチャーベースからハウスへと横断する「Talking Box (Dirty Pop Remix)」を筆頭に、新たな冒険に乗り出した本作では、WurtSが思い描く未来のイメージがサウンドとリリックに投影されている。躍動するピアノをフィーチャーしたアップテンポなグルーヴと共に技術革新による世界の拡張を肯定する「コズミック」や、ノアの箱舟に重ね合わせた宇宙船をモチーフに、EDMのクールなグルーヴに乗って未知への挑戦を投げかける「SPACESHIP」、映画『007/ムーンレイカー』に触発されたという壮大なラブソング「MOONRAKER」など、未来に思いをはせた多彩な歌詞世界と、ジャンルにとらわれず同時代性を追求する柔軟なポップセンスとが一体となった全6曲が収録。ビッグバンとともに宇宙が始まったように、爆発するクリエイティビティによってWurtSの音楽世界は止まることなく拡張を続けている。