1970年代に活躍し、日本のロック史に燦然と輝く名盤「黒船」を残したことで知られている伝説のバンド、サディスティック・ミカ・バンドが、桐島かれんを2代目ボーカリストとして迎えて再結成した1989年に続いて、三たび集い2006年に発表したアルバム。加藤和彦、高中正義、小原礼、高橋幸宏という日本を代表するミュージシャンたちが3代目のボーカリストとしてフィーチャーしたのは、オリジナルのリリース時には生まれてもいなかった木村カエラ。バンド名もアルファベット表記は “Sadistic Mikaela Band” となった。もともとはテレビCMのためにレコーディングされた「タイムマシンにお願い」のセルフ・カバーをはじめとして、錚々たるメンバーに臆することなくポジティブで溌剌とした木村カエラの若々しい魅力が見事にマッチ。新しくて、しかしこれぞサディスティック・ミカ・バンドというポップなサウンドを聴かせている。エルヴィス・ウッドストックことリリー・フランキー、サエキけんぞう、松山猛が詞を提供し、ニール&イライザの堀江博久がゲスト・ミュージシャンとして参加していることも話題に。
サディスティック・ミカ・バンドのその他の作品
- 1974年
- 1989年
- 1976年
- 1975年
他のおすすめ
- 木村カエラ
- Sadistic Mica Band Revisited
- BENNIE K
- 東京スカパラダイスオーケストラ
- 細野晴臣
- 坂本龍一