Trash We'd Love

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2008年にELLEGARDENを活動休止して以降、その動向に注目が集まっていた細美武士(Vo/G)が立ち上げたバンド、the HIATUS。ロックファン待望となったこのファーストアルバムでは、細美のほかにFULLSCRATCHやRADIOTSでの活動やさまざまなアーティストのサポートを行なうmasasucks(G)、元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTで武藤昭平withウエノコウジ等で活動するウエノコウジ(B)、toeの柏倉隆史(Dr)、Neil and Iraizaでの活動や多くのアーティストのサポートやプロデュースを手掛ける堀江博久(Key)がクレジットされた。多彩な背景を持ったミュージシャンが顔をそろえたアルバムは、美しく高揚感のあるメロディと個々のアイデアが掛け合わされた、探究心あふれるロックミュージックとなった。セッションのエネルギーがほとばしる「Lone Train Running」や「Centipede」、みずみずしい鍵盤やギターのフレーズと伸びやかなボーカルでリスナーの想像力をかき立てる「Silver Birch」や繊細でドリーミーな「ユニコーン」、また歌とピアノでリリカルに紡ぎあげる「Little Odyssey」はその緊張感にしびれる。その他、「The Flare」などダイナミックに興奮を爆発させる曲もあり、全編を通してthe HIATUSが向かう新たな旅を共にしているような感覚を覚えるアルバムだ。

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