一青窈: Live Tour 2004 - てとしゃん

一青窈: Live Tour 2004 - てとしゃん

独特な感性で描かれる個性的な詩の世界と、優しさの中にも強い芯のある歌声、聴く者の印象に残るメロディで、日本のポップ・ミュージック・シーンに孤高の存在感を放っている女性シンガー、一青窈のライブ・アルバム。2004年に行った自身2度目の全国ツアーから、4月11日に行ったNHKホールでのツアー最終公演の模様が余すところなく収められている。2002年リリースのデビュー曲 “もらい泣き” や彼女の代名詞的なヒット・シングル “ハナミズキ”、彼女自身が主演した侯孝賢監督の映画『珈琲時光』の主題歌としても知られる井上陽水作曲の “一思案”、さらにどこか不思議な響きで優しく歌われる中国語詞の “望春風” など、彼女の個性的でみずみずしい魅力が堪能できる。美しい日本語が聴く者の心に染み渡るような、とても日本的な一面と、どこか無国籍的な響きも感じさせる独特な音の世界観は、他のどんなアーティストにも似ていない唯一無二の一青窈ワールド。それが聴く者を優しく包み込んでくれる、ゆったりとした雰囲気をこのライブで醸し出している。

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