小室哲哉のプロデュースを離れた前作「Thermo Plastic」の路線を引き継ぎ、ナチュラルなバンドサウンドで等身大のメッセージを放つ5枚目のアルバム。LOVEをコンセプトに掲げ、作詞は全曲 hitomi が手掛けている。マラソンの高橋尚子選手がシドニー五輪のレース前に聴いていたことで話題となった "Love 2000"、自分自身を愛することの大切さを伝える "キミにKiss" など、ヒット曲を多数収録。自分の弱さを認めながら前に進む意志をつづる歌が、同世代の女性を中心に大きな共感を呼んだ。アーティスティックで大胆なアートワークを含め、自立した女性の意志を感じさせる一枚。なお、hitomi は2009年に同じコンセプトのアルバム「LOVE LIFE 2」を発表。母となり、さらに深化した愛のかたちを描いた。