世界中で愛される名曲「星に願いを」をつぶやくように歌うオープニング「WHEN YOU WISH UPON A STAR -prologue-」から、奥深い世界へと引き込むセカンドアルバム。デビューアルバム『Sleepless Nights』に引き続きAimer自身がaimerrhythm名義で多くの作詞を手掛け、サウンドはagehaspringsのクリエイターが中心となり制作された。テレビアニメのテーマソングとなった「RE:I AM」と「StarRingChild」は澤野弘之とタッグを組み、重厚なロックでドラマチックな世界観を表現。それまで神秘的で、どこかはかないムードをまとっていたAimerが力強い歌声を響かせ、新境地を見せた。阿部真央が楽曲提供した喪失感に満ちたラブソング「words」で聴かせるエモーショナルな歌声も印象深い。孤独な夜に寄り添う楽曲を歌ってきたAimerが、自身の中にある情熱的な一面を見せ、闇を照らす鮮烈な光を届けた作品。「強くなれるだけでいい」とひたむきに祈るように歌う「Cold Sun」は、本作を象徴する楽曲といえるだろう。