ステレオ太陽族

ステレオ太陽族

ユーモラスなカバーアートが目を引く通算4作目のアルバム。ぜいたくなオーケストレーションとホーンセクションが麗しいオープニングの"Hello My Love"、キャブ・キャロウェイを思わせる桑田佳祐のスキャットに導かれてコール&レスポンスが飛び出すジャイヴナンバー"我らパープー仲間"や、全編に渡る英詞中にクインシー・ジョーンズの名前を見つけることができる"ラッパとおじさん(Dear M・Y's Boogie)"など、オールドタイミーなジャズテイストが特徴的な今作は、アレンジャーとして参加した八木正生の面目躍如ともいえるだろう。関口和之が作詞作曲したビートルズを思わせる"ムクが泣く"、原由子のキーボードで曲を弾ませる"My Foreplay Music"や、クロージングを飾る名曲"栞のテーマ"をはじめ、同時代のAORに共振するような味わい深いミッド~スローテンポの楽曲を散りばめた、ふくよかな逸品。

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