パールカラーにゆれて

パールカラーにゆれて

連続して大ヒットしたシングルの「パールカラーにゆれて」と「赤い衝撃」を収録した、1976年12月リリースのアルバム。また「走れ風と共に」もテレビドラマ『赤い衝撃』の挿入歌で、歌手と女優の両方で人気を積み重ねてきた彼女はレコードセールスでも上昇気流に乗っていた。作詞で来生えつこ、作曲で船山基紀(過去に編曲で参加)が3曲ずつ初参加した一方、デビュー当初から詞を手掛けてきた千家和也との仕事は今作が最後となった。その中で、とりわけ深い余韻を残すのは、阿木燿子と宇崎竜童が書いた「モノトーンの肖像画」と「オレンジ・ブロッサム・ブルース」。どちらとも百恵自身の切ない歌声が印象的で、この作家チームとの化学反応の充実ぶりを感じさせる仕上がりだ。

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