クリストファー・ノーラン監督による『バットマン』シリーズの2作目で音楽を担当したのは、前作に続きハンス・ジマーとジェームズ・ニュートン・ハワード。"I'm Not a Hero"やハイライト曲である"A Dark Knight"など、2人の共同作業によるオーケストラとロック、エレクトロニカを融合させたダークでエネルギッシュな楽曲で作品の世界観を表現している。また、怒りや狂気を主題にした"Why So Serious?"、"Like a Dog Chasing Cars"など悪役ジョーカーに関する楽曲をジマーが、深い悲しみの旋律が印象に残る"Harvey Two-Face"などハービー・デントに関する楽曲をハワードが手掛けるなど、登場人物によって作曲の担当を変える手法で聴きごたえのある作品を生み出した。
- スティーブ・ジャブロンスキー
- ダニー・エルフマン
- Two Steps From Hell
- ジェームズ・ホーナー
- トレント・レズナー & アッティカス・ロス