Grievous Angel

Grievous Angel

1973年夏、生前最後のセッションを収めたセカンドソロアルバム。前作「GP」同様にエミルー・ハリスとジェームス・バートンやGlenn Hardinといった辣腕演奏家たちが参加。さらにフライング・ブリトウ・ブラザーズの盟友でもあるイーグルスのバーニー・リードンがギターで"Return of the Grievous Angel"ほか計3曲で参加。リンダ・ロンシュタットが"In My Hour of Darkness"にハーモニーを寄せるなどスペシャルゲストも華々しい布陣。Tom T. Hallの軽やかな"I Can’t Dance"やルーヴィン・ブラザーズの"Cash on the Barrelhead"をバーズ時代の名曲"Hickory Wind"につなげ、コンサート風の歓声を入れて楽しいメドレーに仕立てるなど、聴きどころの多いカントリーロックの名盤だ。遺作であることが信じられないような充実した演奏に聴き惚れてしまう。

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