クレイジー・ホースの盟友ダニー・ウィッテンと、仲のよかったローディー、Bruce Berryの2人を相次いで失ってしまった直後に制作されたこともあり、深い悲しみや、やり場のない怒りを吐き出すような作品となった。同時に、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングへの参加や自身のヒットアルバム「Harvest」で得たスターダムへの拒絶も裏テーマとなっている。在りし日のダニー・ウィッテンが作曲した"Come On Baby Let’s Go Downtown"は、本人も演奏に加わったライブテイクを採用。残りのトラックは2人への献杯さながら、テキーラで酩酊しながらの録音となったようだが、これもまた本作に顕著な未加工かつリアルなサウンドにつながった一因かもしれない。むせび泣くような魂のロックンロールアルバム。
- 1972年
- 1970年
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- 2004年
- 2021年
- ニール・ヤング & クレイジー・ホース
- スティーヴン・スティルス
- オールド97'S
- ボブ・ディラン & The Band
- ニール・ヤング & クレイジー・ホース
- Uncle Tupelo
- ブルース・スプリングスティーン