サイモン&ガーファンクルの活動休止後にリリースした最初のソロアルバム。定評あるアコースティックギターの腕前を遺憾なく発揮した"Everything Put Together Falls Apart"のような曲はもちろん、スカ~レゲエ調の"Mother and Child Reunion"から、アンデス民謡を取り入れた"Duncan"。さらに、軽快なラテンポップ"Me and Julio Down By the Schoolyard"にジプシースウィングの"Hobo’s Blues"など、後のソロキャリアでより明白になるワールドミュージックへの目配りは本作で顕著に。それは世界各地から参加したそうそうたる客演者からも明らかで、ステファン・グラッペリ、Steve Grossman、アイアート・モレイラ、ユッスー・ンドゥール、フィリップ・グラスら豪華な顔ぶれにはめまいがするほど。
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