ネオ・アコースティック・ムーブメントの火付け役、Aztec Camera のデビュー・アルバム。ボーカル&ギターの Roddy Frame を中心にスコットランドで結成され、アコースティック・ギターをかき鳴らすさわやかなロック・サウンドが1980年代の少年少女を虜にした。アルバムの冒頭でありハイライトでもある “Oblivious” は Roddy Frame の類い希なメロディ・センスが発揮された楽曲で、ネオアコの最高傑作の1つとして語られている。そのほか、シンセ・ドラムをフィーチャーした “Walk Out to Winter”、Beach Boys にも通じるコーラス・ワークが印象的な “We Could Send Letters”、アコースティック・ギターの弾き語り “Down the Dip” などなど「これぞポップ」と言うべきナンバーがずらり。デビュー・アルバムにしてこの完成度は驚きだ。1983年のリリースだが、古い新しいの感覚を完全に超えた存在感も素晴らしい。未来永劫、不変不朽のポップ・ミュージック。
その他のバージョン
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