デビュー・シングル “sad to say” のリリースで一気に世間の注目を集めたシンガー JASMINE のファースト・アルバム。“sad to say” をはじめ、“This Is Not A Game”、“Jealous”、“Dreamin'” など既発のシングルを網羅した内容でインパクトたっぷりにリリースされた。中学生時代からゴスペル・クワイアに参加していたという経歴を持つ彼女は、ビートの効いたクラブ・トラック、エモーショナルなミディアムチューンやバラード、時にはハード・ロックのようなサウンドでもぶれないキャラクターを持ち、さらに変幻自在の表情を見せてくる。これは天性のセンスによるものだろう。荒削りな衝動をも内包した歌声には、今現在の自分が持っているすべてを出し尽くそうとする熱さがある。