1998年のSleepの解散後、ギタリストのMatt Pikeが新たに結成したHigh On Fireのサードアルバムで、2005年にリリースされた。レコーディングエンジニアを務めたSTEVE ALBINIの手腕により、ドラマーのDes Kenselが叩き出すビートと重厚なストーナーギターのリフが、1曲目から迫力のある地響きを立てる。ひたすらラウドなだけでなく、どの曲もフックが効いていて完成度は高く、聴き応え満点。H.P.ラヴクラフトの恐怖小説などをモチーフにした歌詞が提示する、独特な世界観にも注目したい。元メルヴィンズのJoe Prestonがベーシストを務めた唯一の作品でもある。
High On Fireのその他の作品
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