FARR、オーガン・ランゲージ、 K.F など、さまざまな名義を使い分けながら数多くの作品をリリースし、1990年代末から活躍するDJ/プロデューサー CALM の、2007年リリースのアルバム。アンビエント、チル・アウト、バレアリック、ジャズ……さまざまな言葉で語ろうとしても、どれもが当てはまるようでいて、どれもが正確ではない。それが CALM の作り出す音楽。それは、ジャンルの分類として使われる意味とはちょっとニュアンスが違う、その単語の持つ本来の意味合いでアンビエントであり、チル・アウトであり、バレアリックであり、トランスであり、ある意味、ジャズやフォークでもあるような、そんな壮大な世界観を持つ音楽。エゴ・ラッピンの中納良恵による日本語ボーカルをフィーチャーし、いい意味でサプライズとなった “Sunday Sun” をはじめとして、個々の楽曲単位のクオリティも抜群に高く、聴く環境やメンタルの状態によって違う光景を見せてくれる作品だ。
その他のバージョン
- 11曲
- 2018年
- 2021年
- 2003年
- 2000年
他のおすすめ
- woodblue
- Tickles
- Various Artists
- FORCE OF NATURE