初期のソリッドなポストパンクやダークサイケから、徐々にメロディックでポップなサウンドへと移行していったエコー&ザ・バニーメンが、その最初の到達点に立った4作目。常に緊張をはらんでいた過去の作品から一転し、アコースティックでシンプルなギターの響きを生かしたリリカルなハーモニーや、ハープシコードやクラリネットを導入し、オーケストラのような壮大さを獲得したサウンドスケープを展開するなど、大らかで緩急のあるアルバムに仕上がっている。美しいストリングスに導かれる"The Killing Moon"や、牧歌的なコーラスがサイケデリックを次の次元に押し上げている"Seven Seas"など、人気のアンセムを多数収録した代表作。
その他のバージョン
- 1984年
- 1981年
- Apple Music
- Apple Music
- The Psychedelic Furs
- アズテック・カメラ
- Love and Rockets